仕事ストレスは万病の元?
可能な限り避けよう
仕事のストレスでおこる病気
今の日本社会では多くの人がストレスを抱えたまま仕事をしていると言われています。そして、ストレスで身体に不調を感じる人も多いです。特に多い症状が頭痛です。本人が気づかないうちに、毎日ストレスを感じ続けるとやがて心が耐えきれず、頭痛という症状で現れます。風邪をひいていないのに頭が痛くなった時はまずストレスを疑い、初期症状のうちに頭痛薬を服用して下さい。長期にわたって頭痛薬を服用すると、薬物依存症になる場合もあります。頭痛が長引く場合は別の病気の恐れもあるので、早めに病院へ行って診察を受ける事をおすすめします。
また、胃潰瘍はストレスからくる病気だと言われていましたが、今はピロリ菌が引き起こす病気という事が認知されています。しかし、ストレスと胃潰瘍は無関係ではありません。最初はただの胃炎だったのに、ストレスにより胃の粘膜が弱る事によって、胃潰瘍になり最悪胃がんになる場合があります。
不眠による体調不良
ストレスが原因で夜眠れなくなる場合があります。そして寝られない事が新たなストレスになり体調不調になります。不眠が続くと仕事中も眠くなり、最悪の場合は運転中に眠くなり事故を起こす恐れもあります。睡眠をしっかり取る事は体調を維持するのに一番必要な事です。不眠が続く場合は心療内科で診察を受ける事をおすすめします。
ストレスと免疫力の低下
仕事によるストレスで免疫力が低下する事もあります。免疫力が低下すると、ウィルスや細菌などの外敵から身体を守る事が出来なくなり、身体がウィルスに感染してしまいます。免疫力低下によるウィルス感染で良く聞く病気は帯状疱疹です。帯状疱疹とは体の神経の中に潜んでいるウィルスによる病気で、神経にそって水疱瘡になるため、かゆみやチクチクした痛みが続き、ウィルスの活動具合によってはいきなり激痛に襲われる場合があります。また、帯状疱疹になる場所は人によって違い、一般的にはおなかから背中にかけて症状がでますが、顔や目、耳の中に症状が出る場合があります。
免疫力の低下は関節が痛くなるリウマチにも関係しています。免疫力はすべての病気から身体を守る大切な働きをするので、ストレスによって免疫力が低下すると、あらゆる病気になる可能性も出てきます。
ストレスと心身症
ストレスは身体の不調だけではなく心の不調も引き起こします。特に責任感が強く、限界以上に頑張ってしまう人は心身症になる事が多いです。心身症はうつ病とは違い、心の疾患が片頭痛、緊張性頭痛、円形脱毛症、気管支喘息など身体に症状が出ます。そのため、具体的な症状が出ていないと、自分では心身症になっていると気づかない場合が多いです。心身症にならないためには、ストレスを溜め込まず健康的な生活を送る事が一番大事です。
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心の健康も意識しよう
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