HAPPY!LIFE ストレスにより体調を崩し3年勤めた会社を退職する事になってから、仕事を続けるためには心も身体も健康でいる事が大事だと思うようになりました。毎日仕事の疲れがとれない、会社に行きたくないと思っている方は、当サイトを読んでストレスと健康について考えて欲しいです。当サイトへのお問い合わせはメールフォームまでお願いします。

「疲れが取れづらい」その症状の原因は?

2つの疲労がある

不定愁訴という症状

「疲れが取れづらい」その症状の原因は?

日常生活で「身体が怠い」「疲れる」「足がだるい」「動悸がする」「息切れがする」などの疲労の症状を感じる事は多くあります。疲労には「精神的な疲労」と「肉体的な疲労」があり、「肉体的疲労」の場合は自然に解消する事が出来ますが、「精神的疲労」は疲労感が強くなると病的な症状になり、病気ではないかと医師の診断を仰ぐ事になります。しかし、病院でいろいろ検査しても症状を説明するだけの異常を見つける事が出来ない場合があります。このような症状を不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼びます。

精神的疲労感は自律神経障害になる

精神的疲労感には神経症やうつ病など精神病の症状も原因のひとつです。精神的なストレスや過労、睡眠不足などが重なると軽いうつとして疲労感を感じたり、自律神経障害(失調症)の症状として疲労感を生じる事があります。自律神経は、興奮に関係した交感神経とその作用を抑制する副交感神経からなっています。自律神経は自分の意志でコントロールをする事は出来ません。脳の視床下部というところに司令室があり、精神的ストレスを感じると視床下部に作用し自律神経の司令を混乱させ、自律神経障害と呼ばれる障害を起こします。

運動と仕事での肉体的疲労の違い

運動をした後の肉体的疲労感は心地よく感じますが、立ち仕事や残業など長時間労働の肉体的疲労は倦怠感として不快に感じます。肉体的疲労感は筋肉の緊張で感じますが、運動した後の筋肉の緊張は部分的なものなので解消されるのも早く、運動時に脳がβ-エンドルフィンという爽快感を生じる物質を刺激するため快感に感じる事もあります。
しかし、仕事をした後の疲労感は肉体的だけではなく精神的疲労を伴うため、運動と違い強い倦怠感を伴う事が多いのです。特にデスクワークをしている人は、同じ姿勢で仕事をしている事が多いため肩こりの人が多く、肩の筋肉は首や頭部に広がっているため、強い疲労感や倦怠感だけでなく頭痛や頭重感、目の奥の痛みなどを感じます。

疲れをとるための方法

精神的疲労は社会的、環境的ストレスや心理的ストレスが原因である事が多いです。これらのストレスを解消する事はとても難しいです。神経症やうつ病からくる疲労感は専門医しか治療する事が出来ません。しかし、内科で診察する程度の軽い疲労感でしたら、抗不安薬、抗うつ薬、自律神経調整薬、睡眠薬などで治療する事が出来ます。
毎日同じ姿勢で仕事する人は、一日の疲れが筋肉の緊張としてたまっていきます。そのまま寝てしまうと、筋肉の緊張は翌日に残ります。さらに寝ている時は、ほとんど動かないので悪化する事もあります。筋肉の緊張をやわらげ翌朝すっきりと起きるためには、寝る前にストレッチや体操をする事をおすすめします。

もし今職場ストレスに悩んでいるなら